2012年10月31日水曜日

ART BASE 百島

犬島にゆかりのあるアーティスト柳 幸典さんが仕掛ける次の島プロジェクトのご紹介

同じ離島をテーマにした作品

ART BASE とは、
廃校になった尾道市百島の旧中学校校舎を再活用し、アーティスト柳幸典と恊働者達による「半農半芸術+ちょっと漁」をコンセプトとした創作活動を通して、離島の創造的な再生を試みる私設アートセンターです。



広島県尾道市の百島(ももしま)は、瀬戸内海のほぼ中央に位置する小さな離島で、周囲は約11kmの自然環境に恵まれた豊かな島です。しかし近年、過疎化と高齢化が急速に進行し、耕作放棄地や空き家件数、高齢化率も非常に高い割合を示しています。その百島で、犬島アートプロジェクトを手がけた現代美術作家の柳幸典と恊働者達が、閉校になった旧中学校校舎を芸術活動で創造的に再活用するため、2011年より改装を進めてきました。そしていよいよ今秋、「ART BASE 百島」の名称で公開を迎えるとともに、開館記念として特別展と企画展を開催いたします。

特別展「柳幸典×原口典之」
大型のインスタレーションにより、既存の展示空間では得られない特異な体験を観賞者に与え、かつ両アーティストが相見えることによる文明批判は、離島の限界集落でこそ特別なメッセージを放つと目論みます。


「UTOPIA-何処にもない場所-」と題し、ART BASE 百島とその周辺サイトを会場とした企画展覧会を行います。UTOPIA(ユートピア) はイギリスの思想家トマス・モアが1516 年に出版した著作の中で、空想国家の名称として生まれた造語です。その解釈をめぐっては、後に社会批判的側面を持ち合わせた思想の根幹として用いられた一方、空想社会を舞台とした文学作品の呼称として、また、しばしば楽観的な理想郷を意味する語としても一般に普及しました。本展覧会では、UTOPIA の語源であるギリシャ語のoutopos (ou,=無い,topos=場所)「 何処にもない場所」を瀬戸内の離島という都市から離れた特殊な環境になぞらえ、滞在制作において、根源的な生活環境を共有することで、各々の作家の視点から、現代のUTOPIA として示すべき場所を作品として提示します。

みっちゃんも元気に頑張ってるかな~

行きたい次第です。。。

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